「空き家の修理を自分でやりたい」
「空き家のリフォームも自分でやる!」

空き家のリフォームや修理を自分でやるオーナーが増えています。

おしゃれな言い方をするとセルフリノベーション。

なんだか、かっこいい。

なぜ、そんなにも空き家のリフォームや修理を自分でやるのでしょうか。

空き家のリフォームや修理を自分でやるのは、じつはこんなお得な理由が3つもあったんです。

その1.お安くできる空き家リフォーム
その2.最大9割コスト削減!自力リフォームが安く楽しくできる理由
その3.みんなで改造すると楽しい

それぞれ、詳しく解説していきますね。

その1.お安くできる空き家リフォーム

いろんな方と話をすると、いまだに土地神話やバブル景気のイメージを持っていらっしゃる方がいて、空き家でも欲が出るのか、あってもなかなか手放そうとしない方が多いように感じます。

「夢よ、もう一度」ということだろうと思いますが、今後、日本の住宅は都心の駅に近いところなどを除いて、全体としては値がつかない方向に向かっていくと思いますし、すでに高度経済成長時代の住宅団地や地方を中心に、中古住宅市場にも載らず、値もつかず、打ち捨てられたような家が本当に増えたように思います。

逆に、捨てる神あれば拾う神あり、そのような家を安く買って自分でリフォームしようとする人が増えています。

都会で仕事に疲弊した人が田舎暮らしにあこがれ、しかも家が100円で買え、しかもそこには経済合理性があるとなれば、自分で直しながら余生を過ごそうと考える人も出てきます。

古い家にはリフォームが必要です。

主な理由は次の5つです。

  1. 壊れている
  2. 部屋数が多く部屋が狭くて使いにくい
  3. 冬寒く夏暑い
  4. 段差が多い
  5. 家族構成や使用目的が違う

「安く空き家を買う人は、リフォームも安く仕上げる」
これは重要な事実で、空き家に関しては「安い→悪い→リフォーム費用がかさむ」という常識が成り立っていないのです。

理由は2つ、1つは、安い家は小さな家が多く、リフォーム費用もかからない傾向にあります。

しかしそれよりも重要なもう1つの理由は、空き家を安く買うためには努力が必要で、売買交渉で持ち主との信頼関係を築くことができる人は、リフォームでも同じように努力して、結果的にリフォーム費用も安くすることができるのです。

その2.最大9割コスト削減!自力リフォームが安く楽しくできる理由

「衣食住」とは生活に必須な3つの要素ですが、「衣」と「食」は自分で制覇できても「住」はなかなか手強い相手です。

たとえば、「衣」は針と糸と布で作ることができ、買うとしても千円単位の支出で済みます。

「食」はスーパーに行けば百円単位でそろううえ、土にタネをまくだけで生えてきます。

一方「住」は、ちょっとしたリフォームでも職人に頼めばすぐ50万、100万円の単位でお金が飛んでいきますし、自分でするにしても家を壊さない程度の知識と工具とテクが必要になります。

それでもなお、ホームセンターに行けば、DIYしてやろうという意気込みの人がさまざまな材料を持ってレジ前に並んでいます。

そこで、ここでは衣食住の「住」を制覇するためのヒントについて書きたいと思います。

さて、大工さんに工事を頼んだり、工務店にリフォームを頼むときの費用構造はご存知でしょうか?

住宅1軒作るのに、木材の材料費はたった11.5%。

驚くほど木材の材料費が少ないことがわかるでしょう。

小ロットの材料を購入することで多少材料費が割高になるのも事実ですが、それ以上に自分で材料を買って自分でリフォームをすることで、建築工事費(材料費、人件費、設備、経費)がすべてカットできることになります。

つまり、業者に頼むよりも最大9割も安く仕上げられるのです。

お得だと思いませんか?
知識がなくても臆する必要はありません。

インターネットには自分でリフォームしている人のブログがたくさん載っています。

中にはプロ顔負けのことまでやってのける人もいますので、何か作るときに参考例として検索すると良いでしょう。

かくいう筆者の私も「換気DIY」「屋根自作」などのキーワードでインターネットで作り方を検索して、空き家だった現在の住居を、4年ほどかけて少しずつ改造しています。

最初は電動ドライバーすら使ったことがありませんでしたが、少しずつ道具をそろえ
て、今では棚を作ったり、デッキに屋根をかけたり、たいがいのことはできるようになりました。

その3.みんなで改造すると楽しい

一人でコツコツやるのもいいですが、みんなで集まって作業すると楽しく、すぐできちゃいます。

特に、床張りや壁塗り、塗装など作業が単純で、広い面積をカバーできるものが適しています。

筆者も空き家の床を張るのに、多くの人を集めてワークショップに行ったことがあります。

集まったのは金ヅチを持参した2人、近場の人もいればわざわざ車で東京からやってくる猛者もいました。

みんなで木を切って、ひたすら床張りをして、丸2日かけて完成したときはとても感激しました。

このワークショップに参加した人の中には、要領を覚えて人里離れた山の中で、空き家を改装して自活している人もいます。

もし自分で行うのに不安があるようなら、このようなワークショップに参加して体験してみるのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
セルフリノベーション、自分でリフォームをするメリットには3つありましたね。

その1.お安くできる空き家リフォーム
その2.最大9割コスト削減!自力リフォームが安く楽しくできる理由
その3.みんなで改造すると楽しい

空き家のリフォームを自分でするって、結構楽しいですよ。

しかし、なかには空き家のリフォームをするか、空き家を売却してしまうのか、という判断の瀬戸際に立っている人もいると思います。

今回はリフォームについて紹介していきましたが、空き家を売却するという選択も全然ありだと思います。

ただし、売却するときは、空き家がどのくらいで売れるのか、試算をしてからでないと将来設計もしにくいです。

そんな将来設計をするための空き家の試算でおすすめなのが、いま評判のHOME4U。

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空き家の売却を考えるのなら、まずは査定が必要です。

NTTグループのHOME4Uで査定をして空き家がどのくらいで売れるのか、知ったうえで、再度リフォームか、売却かを考えてもいいですしね。

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